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離乳食 中期

離乳食初期が順調に進めば、7~8ヶ月頃に中期に移行します。
この頃は、モグモグ期で、柔らかいものを舌でつぶしてモグモグすることができるようになります。

柔らかく煮た野菜をみじん切りにしたり、豆腐を1cm程度に切ったものをあげてみましょう。
パサパサしたものは飲み込みにくいので、水溶き片栗粉でとろみをつけたり、ゼリーにしたり、ヨーグルトで和えるなど工夫をしましょう。
中期には、いろいろな味や食材に挑戦してみるとよいでしょう。
ただ、まだまだ消化機能は未発達ですので、味の濃いものや添加物の多いものなどは避けてください。

赤みの魚や、鶏のササミなども、食べ初めて良い時期です。
卵も、卵黄から試して、アレルギー症状などがなければ、全卵1/2程度まで使うことができますので、離乳食の料理の幅も広がってきます。
初めてのものは、引き続きスプーンひとさじ程度から挑戦してください。
食事量は、おかゆですと、全がゆを子供茶わんに、目安として半分から8分目程度食べられるようになっています。
短く切って柔らかく煮たうどんやそうめん、バナナなども、中期に適した固さです。
メニューが増えてくると、赤ちゃんが自分で食べようとお皿に手をつっこんだり、モグモグが面倒になって吐き出したり、離乳食をたべさせるのが大変な時期でもあります。
汚れてもいいようにエプロン、マット、お手拭きなど食前に用意しておく、こぼれにくい食器を使うなど、さまざまな工夫が必要です。

離乳食の進み方は赤ちゃんによってさまざまですので、赤ちゃんのペースですすめていけばよいでしょう。
後期、完了期に向けて、食べる楽しみを感じられるよう、無理せず、楽しい雰囲気作りも大切です。


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